どれみはじめての会

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音楽性を育てるには?

2020.7.22

私はピアノ以外にリトミックのレッスンもしています。

1日で1歳から小学生まで全部で6クラスのレッスンを行うので、体力勝負です。

前日になると「明日はリトミック漬けだ…」と、構えてしまう日もあります。

それでもレッスンが終わってみると充実感や達成感に包まれ、次のレッスンに向かう原動力を感じます。

 

クラスは学年ごとの括りなので、クラスによって人数は様々です。

その中で、男の子たった一人の子の年中さんクラスがありました。もともとは複数人でレッスンをしていたのですが、同じクラスの子が引っ越し等の理由でおやめになり、今年度から一人になってしまったのです。

その子はK君といって、とてもナイーブな男の子です。

 

レッスンで新しい課題に入ると、活動を放棄して教室の隅に行ってしまいひとしきり拒絶反応を示します。
自信をもって出来るものしか人前ではしたくないという気持ちの表れでしょう。

確かにその気持ちもわかりますね。

他の生徒さんもいれば、

「〇〇ちゃんがするのを見ていてね」と言って観察タイムを設けられるのですが、そのお相手がいない状態 です。

 

そこへ、先日同時に二人の女の子がクラスに仲間入りしました。

リトミック経験者のK君との違いは歴然です。

それをK君は察知しました。

お手本になれる自分の活動を披露し、その上お友達に指導までします。

素晴らしい変化ぶりですね。

 

そこで感じたこと。

K君は同じ年数リトミックを経験した生徒さんより抜きん出ているわけではなく、マイペースに進んできたお子さんです。

それでもこれまでのレッスンはしっかり身についているということが、新規生徒さんの様子から再認識出来ました。

やはり経験に勝るものはないですね。

特に低年齢のお子さんにとっては、小さな課題のステップの積み重ねによって、レッスンの主題へのしっかりとした土台が作られます。

 

その土台ができていれば本人の自覚がなくとも着実に力がついていき、いつの間にか難しい課題も自然とこなせるようになります。

それが優位な錯覚となり、やる気の相乗効果として働きます。

 

『自然にできてしまう優位な錯覚』

これは音楽で言えば

「音楽性・音楽の素質」

そんな言葉で良く言い表しますが、これは後天的に与えられるものです。
保護者の方がこのことに気づいてくだされば、家庭での音楽環境を整えたり、音楽性を体得できるレッスンを選択したりすることで「音楽の素質」を育むことができるのです。

 

それがご家庭では難しい場合は、「どれみフレンズ」や「リトミック」などをぜひ経験していただきたいのです。

その経験を経てピアノレッスンに移行してくだされば、『自然にできてしまう優位な錯覚』によってピアノ大好きなお子さんになります

その手段の一つとして『どれみフレンズ』が手助けとなればこの上ない喜びです。



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