「むなしいレッスンについて」
むなしいとは
虚しい・・・実質・内容がない。
空しい・・・空っぽ・効果がない
辞書で調べるとそう書いてあります。
どちらも、共通ですね。
レッスンの中に置き換えて考えると、自分自身の存在価値がないという感じでしょうか。
皆さんもレッスンでそんな経験ありませんか?私も何回もありました。
随分昔のことですが、子育て支援等に招かれリトミックレッスンに伺った時のこと。
リトミック初のお子さんもいて、まだまだお耳を傾ける習慣はありません。
ママたちは、あちこちでおしゃべりしています。
ママ達が求めているのは息抜きだったのかな?と思うと少し寂しい気持ちになりました。
ピアノのレッスンでも経験があります。
4歳になりたての男の子のピアノレッスンをした時のこと。
ママはやる気ですが、お子様はいまいち乗り気ではない雰囲気。
「やりたくないもん!」と言って、お部屋で忘れ物のミニカーを見つけて床の上でレースを始めてしまいました。
ママは、
「ねぇ! そんなにやりたくないんならピアノ辞めちゃおうか?!」
と脅しが見え隠れする威圧的な言葉を投げかけていました。
こうなってしまうと、先生は蚊帳の外で親子の世界ですね。
そしてこの「ピアノ辞めちゃおうか?!」という言葉が、ピアノの先生にとっては胸が痛むのです。
これらの例も、「空しい・虚しい」レッスンかと思います。
どの先生も教えるのが好きで、「指導したい!」という想いに溢れています。
受講生がどんなに小さくても、音楽の空気感を共有したい。
それができれば満足なのです。
そんな経験も踏まえて、
きまぐれ3歳さんも瞳を輝かす、魔法のレッスン『どれみフレンズ』を考案しました。
キュートな、どれみのキャラクターが、お子さんのやる気を促します。
どれみフレンズレッスンが終わるたびに、「今日も楽しかったね!また来よう!」とママに話してくれる姿にウルウルでした。
これなら、虚しい・空しいレッスンとは縁遠くなりそうですね。